2015年09月09日
タナビラ舞い踊る川
本日は午前3時半に起床。
別に釣りに行くために早起きしたわけではありません。
体が昼夜逆転のための生活リズムの狂いを修正しようとしているのかもしれませんね・・・それにしても今日は眠かった
さて、頭がすっきりしないまま自宅を午前8時に出発。
途中釣具店で餌のミミズを買い、取りあえず・・・そう、取りあえずの目的地へと向かいますが、この時点で既に雨が降り始めていました。
先週と同じような展開ですね
目的地に向かう途中、本流餌釣師やルアーマンを見かけました。そして到着すると本命ポイント付近には既に数名の釣師たちが
この雨降りに?しかも平日に?・・・かなり増水してるけど・・・君たちはいったい?・・・
と、呆れ果てましたが・・・
僕も彼らと同類である事に気づいて思わず苦笑。そして、自分は決して一人ぼっちじゃないんだ~!っと彼らに感謝(するわけがない)。
この時期の雨による増水は大物狙いの好機ですから逃す手はありませんよね。更に有名スポットともなれば平日にこれだけ釣り人が居てもおかしくはないか・・・
というわけで作戦変更です。
そこは遠方であり、詳しい情報はなかなか入って来ない場所です。出来れば晴れの日に行きたいと思っていたんですが、もう待ち切れませんでした。
よりによって、こんな雨の日に・・・ちょっと不安だけど・・・
ついに木曽川釣行キタァーーーーーーーーーーーーーーー!
そこではタナビラと呼ばれているアマゴですが、一説によると『雨の日に良く釣れるから』という理由から『雨子』と呼ぶのだとか・・・
雨による増水と濁りがアマゴの警戒心を解き、活発且つ大胆に餌を捕食するからなんでしょう。
実は最近までそんな事すっかり忘れてました(笑)
さてさて、藪原に着いたのが11時くらい。
さすがは木曽川源流、ここのところずっと雨が降っているはずなのに、あまり濁りはありませんでした。しかし、かなりの増水・・・
これだと本流より、支流や枝沢の方が釣れるかも?と思いましたが、そこは本流〇カですから、あくまでも本流に拘ります。ホントにバ〇ですね~
この後南木曽の方まで行ってみましたが本流はダム放流中、支流も当然増水してました。まぁドライブがてら見てきただけですけど、木曽川漁協は広域ですね。
結局釣りを始めたのは午後1時頃からで、場所はダムより上流の『いつもの場所』でした(なんじゃそれ!)。
でも、一応木曽川本流なんで(笑)
最初の場所では釣り支度をして川に下りてから水量が多過ぎて立ち込む事も出来ず釣りにならない事が判明。竿を伸ばす前に撤収
朝から雨が降り続いているので、水嵩はどんどん増えていきます。そして季節は秋なので・・・
そんな考えからイメージに合うポイントを求めて車で探します。
すると、都合の良い事にそれっぽい場所を見つけました。
そこは足元には木や草が生い茂り、頭上には大きな木の枝が(汗)。そして、やはりちょっと立ち込むと岸から深くなってるし・・・
そこは根性でカバーです(我慢とも言う)
後で、他の場所でもやってみましたが1尾釣れただけでした。何故かこの場所には溜まってましたね。


先ずは6~7寸サイズの・・・これはTアマゴと呼ばれるタイプでしょうか?
鰭などは綺麗なんですが朱点が変ですね。特に上の写真の個体は。
このくらいのサイズが計4尾。取り込みには苦労しました。頭上の枝と足元の草が邪魔で(笑)
そして写真撮影中は何度もお尻がヒヤッとして思わず声が(笑)
鮎タイツ穿いてますからパンツびしょ濡れです(爆)
そして・・・

28センチ
更に・・・

これは29センチ
尺には届かず惜しいですが、素晴らしい引きでした。この体高なら『タナビラ』と呼んでも良いのではないかと思います。立派な本流タナビラですね。
今回も釣りの時間は短かったですが、幸運に恵まれて癒されてきました。木曽川に感謝です。
台風が気になりますが、恵みの雨だけであって欲しいものですね。
別に釣りに行くために早起きしたわけではありません。
体が昼夜逆転のための生活リズムの狂いを修正しようとしているのかもしれませんね・・・それにしても今日は眠かった

さて、頭がすっきりしないまま自宅を午前8時に出発。
途中釣具店で餌のミミズを買い、取りあえず・・・そう、取りあえずの目的地へと向かいますが、この時点で既に雨が降り始めていました。
先週と同じような展開ですね

目的地に向かう途中、本流餌釣師やルアーマンを見かけました。そして到着すると本命ポイント付近には既に数名の釣師たちが

この雨降りに?しかも平日に?・・・かなり増水してるけど・・・君たちはいったい?・・・
と、呆れ果てましたが・・・
僕も彼らと同類である事に気づいて思わず苦笑。そして、自分は決して一人ぼっちじゃないんだ~!っと彼らに感謝(するわけがない)。
この時期の雨による増水は大物狙いの好機ですから逃す手はありませんよね。更に有名スポットともなれば平日にこれだけ釣り人が居てもおかしくはないか・・・
というわけで作戦変更です。
そこは遠方であり、詳しい情報はなかなか入って来ない場所です。出来れば晴れの日に行きたいと思っていたんですが、もう待ち切れませんでした。
よりによって、こんな雨の日に・・・ちょっと不安だけど・・・
ついに木曽川釣行キタァーーーーーーーーーーーーーーー!
そこではタナビラと呼ばれているアマゴですが、一説によると『雨の日に良く釣れるから』という理由から『雨子』と呼ぶのだとか・・・
雨による増水と濁りがアマゴの警戒心を解き、活発且つ大胆に餌を捕食するからなんでしょう。
実は最近までそんな事すっかり忘れてました(笑)
さてさて、藪原に着いたのが11時くらい。
さすがは木曽川源流、ここのところずっと雨が降っているはずなのに、あまり濁りはありませんでした。しかし、かなりの増水・・・
これだと本流より、支流や枝沢の方が釣れるかも?と思いましたが、そこは本流〇カですから、あくまでも本流に拘ります。ホントにバ〇ですね~
この後南木曽の方まで行ってみましたが本流はダム放流中、支流も当然増水してました。まぁドライブがてら見てきただけですけど、木曽川漁協は広域ですね。
結局釣りを始めたのは午後1時頃からで、場所はダムより上流の『いつもの場所』でした(なんじゃそれ!)。
でも、一応木曽川本流なんで(笑)
最初の場所では釣り支度をして川に下りてから水量が多過ぎて立ち込む事も出来ず釣りにならない事が判明。竿を伸ばす前に撤収

朝から雨が降り続いているので、水嵩はどんどん増えていきます。そして季節は秋なので・・・
そんな考えからイメージに合うポイントを求めて車で探します。
すると、都合の良い事にそれっぽい場所を見つけました。
そこは足元には木や草が生い茂り、頭上には大きな木の枝が(汗)。そして、やはりちょっと立ち込むと岸から深くなってるし・・・
そこは根性でカバーです(我慢とも言う)
後で、他の場所でもやってみましたが1尾釣れただけでした。何故かこの場所には溜まってましたね。


先ずは6~7寸サイズの・・・これはTアマゴと呼ばれるタイプでしょうか?
鰭などは綺麗なんですが朱点が変ですね。特に上の写真の個体は。
このくらいのサイズが計4尾。取り込みには苦労しました。頭上の枝と足元の草が邪魔で(笑)
そして写真撮影中は何度もお尻がヒヤッとして思わず声が(笑)
鮎タイツ穿いてますからパンツびしょ濡れです(爆)
そして・・・

28センチ
更に・・・

これは29センチ
尺には届かず惜しいですが、素晴らしい引きでした。この体高なら『タナビラ』と呼んでも良いのではないかと思います。立派な本流タナビラですね。
今回も釣りの時間は短かったですが、幸運に恵まれて癒されてきました。木曽川に感謝です。
台風が気になりますが、恵みの雨だけであって欲しいものですね。
2015年09月05日
龍神遡る川
現れたのは、どんな願いでも叶えてくれる神龍(シェンロン)じゃありませんよ(笑)
僕はただ、その力の一端を垣間見ただけで姿を見る事は残念ながら出来ませんでした。
人間の分際で神に挑むのは『神をも恐れぬおバカさん』・・・いえいえ、そもそも未知なるものや人間の力を超えたものなどを『神格化』したり畏れたりする事が話を面倒にするわけで(笑)
この『おそれ』というのは人間の本能とも関係があるのでしょうが、確かに『おそれを知らぬ者は危うい』でしょうね。
ある意味、抑止力です。
でも、僕が出会った龍神様は怖くも何ともありませんでした。かなり神経質で、本能のままに暴れ回る・・・そんな印象でした。
しかし・・・もし僕が勝ってしまったらどうなってたかな?
さて、その詳しいお話は後ほど。
9月1日(火) 朝4時に起床。
まだ雨は降っていない・・・けど、予報では午後から雨らしい。
夜勤後、通常の生活リズムに体が慣れるのには時間がかかるようです。夜勤明けの前日は大人しく寝てましたし、この日も釣りのスイッチはなかなかオンにならず出掛けたのは5時過ぎでした。
年齢的にも若い頃のようなわけにはいきませんね(笑)
そして犀川水系の河川をあちこち見て廻りましたが、釣りが出来そうな川もあったけど何処も増水中で川通しに苦労する事が予想されました。
結局釣りはせず、おまけに帰りは通勤ラッシュに巻き込まれながら8時に帰宅。
やる気が出~ん!でも、出るものは出~る(爆)
というわけで、自宅のトイレで用を済ませてから再出発(笑)
実は、最近の釣行では予め目的地を決めておりませんで・・・
この日も最後まで木曽へ行こうか迷いましたが、予報より早く雨が降り始めたので県内を脱出することにしました。
場所は富山県の某川。到着したのはお昼頃でした(遅)
しかし、思惑通り雨は時々降ってくる程度で時折青空も見られました。気になる川の状況は笹濁りでしたが、それほど増水はしていないようで一安心。
こちらの川ではヤマメが主体で、ニジマスやブラウンが居ないのが嬉しいですね。
そしてウグイがちゃんと居て、鮎も釣れる。底石は埋まってないし川はまだ生きている。勿論、アイツも遡上する。
『生きた川には夢がある』
この名言を遺され釣聖と呼ばれた故、恩田俊雄さんの心の原風景にあった『生きた川』は昔は日本各地に当たり前のように存在していた筈ですが、日本は経済発展による豊かな国づくりの為に大切なものを犠牲にしてきたわけですね。
釣りの方は、午後から開始です。
ヤマメはこの時期、上流に溜まっていると判断し河口からかなり離れた山里の渓流域で竿を出してみました。竿は『スーパートラウト改』です。
初めてのエリアでしたが、好ポイントが多くヤマメの魚影が濃いので数は程々に出ました。
ただ、ここぞというところでハリス切れで良型をバラシたのが痛かったですね。ひょっとしたら尺あったかも。

サイズは8寸ほどなんだけど、既に秋を纏っていました。

他にチビヤマメ多数(笑) その中には海に下るであろう個体も含まれていました。
そしてクライマックスは午後4時頃でした。
いかにも尺超えが潜んでそうなポイントが現れたので仕掛けを0.6号通しに交換します。手尻は70センチほど長く取っています。それまで使っていた仕掛けは道糸0.6号に0.4号のハリスでした。
『そのお方』は昔もそうだったけど、『こういう場所で食ってくるのか』という場所で掛かり、川の規模は比較にならないほどこっちの方が小さいけど、細山さんがかつて米代川で『そのお方』を掛けた時と同じような感じの動きを(汗)
最初は普通の大ヤマメ(変な表現)のような動きなんだけど、徐々に動きが尋常ならざるものになっていきました。
ヤバいもんを掛けちゃった~!
と思いましたが、一応掛けた獲物なんで僕もその動きについていきます。
あれは言葉で表現するより自分で体験した方がわかると思いますが、病みつきになるのが理解出来ますね。
最後は呆気なくオモリから下を切られましたが、じゅうぶん堪能させてもらいました。
既に禁漁期ですし漁業規則とか厳しいですから、獲れなくて良かったのかも。

僕はただ、その力の一端を垣間見ただけで姿を見る事は残念ながら出来ませんでした。
人間の分際で神に挑むのは『神をも恐れぬおバカさん』・・・いえいえ、そもそも未知なるものや人間の力を超えたものなどを『神格化』したり畏れたりする事が話を面倒にするわけで(笑)
この『おそれ』というのは人間の本能とも関係があるのでしょうが、確かに『おそれを知らぬ者は危うい』でしょうね。
ある意味、抑止力です。
でも、僕が出会った龍神様は怖くも何ともありませんでした。かなり神経質で、本能のままに暴れ回る・・・そんな印象でした。
しかし・・・もし僕が勝ってしまったらどうなってたかな?
さて、その詳しいお話は後ほど。
9月1日(火) 朝4時に起床。
まだ雨は降っていない・・・けど、予報では午後から雨らしい。
夜勤後、通常の生活リズムに体が慣れるのには時間がかかるようです。夜勤明けの前日は大人しく寝てましたし、この日も釣りのスイッチはなかなかオンにならず出掛けたのは5時過ぎでした。
年齢的にも若い頃のようなわけにはいきませんね(笑)
そして犀川水系の河川をあちこち見て廻りましたが、釣りが出来そうな川もあったけど何処も増水中で川通しに苦労する事が予想されました。
結局釣りはせず、おまけに帰りは通勤ラッシュに巻き込まれながら8時に帰宅。
やる気が出~ん!でも、出るものは出~る(爆)
というわけで、自宅のトイレで用を済ませてから再出発(笑)
実は、最近の釣行では予め目的地を決めておりませんで・・・
この日も最後まで木曽へ行こうか迷いましたが、予報より早く雨が降り始めたので県内を脱出することにしました。
場所は富山県の某川。到着したのはお昼頃でした(遅)
しかし、思惑通り雨は時々降ってくる程度で時折青空も見られました。気になる川の状況は笹濁りでしたが、それほど増水はしていないようで一安心。
こちらの川ではヤマメが主体で、ニジマスやブラウンが居ないのが嬉しいですね。
そしてウグイがちゃんと居て、鮎も釣れる。底石は埋まってないし川はまだ生きている。勿論、アイツも遡上する。
『生きた川には夢がある』
この名言を遺され釣聖と呼ばれた故、恩田俊雄さんの心の原風景にあった『生きた川』は昔は日本各地に当たり前のように存在していた筈ですが、日本は経済発展による豊かな国づくりの為に大切なものを犠牲にしてきたわけですね。
釣りの方は、午後から開始です。
ヤマメはこの時期、上流に溜まっていると判断し河口からかなり離れた山里の渓流域で竿を出してみました。竿は『スーパートラウト改』です。
初めてのエリアでしたが、好ポイントが多くヤマメの魚影が濃いので数は程々に出ました。
ただ、ここぞというところでハリス切れで良型をバラシたのが痛かったですね。ひょっとしたら尺あったかも。

サイズは8寸ほどなんだけど、既に秋を纏っていました。

他にチビヤマメ多数(笑) その中には海に下るであろう個体も含まれていました。
そしてクライマックスは午後4時頃でした。
いかにも尺超えが潜んでそうなポイントが現れたので仕掛けを0.6号通しに交換します。手尻は70センチほど長く取っています。それまで使っていた仕掛けは道糸0.6号に0.4号のハリスでした。
『そのお方』は昔もそうだったけど、『こういう場所で食ってくるのか』という場所で掛かり、川の規模は比較にならないほどこっちの方が小さいけど、細山さんがかつて米代川で『そのお方』を掛けた時と同じような感じの動きを(汗)
最初は普通の大ヤマメ(変な表現)のような動きなんだけど、徐々に動きが尋常ならざるものになっていきました。
ヤバいもんを掛けちゃった~!
と思いましたが、一応掛けた獲物なんで僕もその動きについていきます。
あれは言葉で表現するより自分で体験した方がわかると思いますが、病みつきになるのが理解出来ますね。
最後は呆気なくオモリから下を切られましたが、じゅうぶん堪能させてもらいました。
既に禁漁期ですし漁業規則とか厳しいですから、獲れなくて良かったのかも。
