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Posted by naturum at

2012年11月27日

神話の国で

古事記に登場するイザナギとイザナミという二人の神による国生みが行われて出来たのが今回訪れた場所・・・

先週金曜日の午前2時に起床。

釣り道具一式を持っての出発は午前3時半頃でした。安曇野インターから目的地まで、オール高速道。

早朝からマイクロバスの中では宴会が始まり、飲んでは出し、飲んでは出し(トイレ)を繰り返すのでSAでの休憩時間が結構長く、更に大阪あたりから時々渋滞・・・

神戸に入ってからは、更に大渋滞。はたして、昼食にと予約を入れた場所に時間通りに到着するんだろうかと気が気ではありませんでした。

当初、この旅行の目的地は兵庫県の有馬温泉・・・

だったのですが、旅館やホテルがどこも満室で予約が取れず、急遽選ばれたのが何故かこの場所でした・・・
















先ず最初に車窓から見えた明石海峡は、日本海では見た事が無い急流という感じ。


















バスの運転手は若手期待の星、Y君。

小雨交じりの生憎のお天気でしたが、バスの中では明石海峡大橋を渡っているあいだ中、良い歳をした男達が子供のように大はしゃぎで、その絶景を記念にと写真撮影してました(笑)
















津名一宮インターを降りて5分ほどで最初の目的地にとうちゃこ~牛

皆さん、店構えのインパクトと淡路牛の美味さ(ごはんも美味かったです)に大満足してくれたようです。


















次に向かった先は『いざなぎ神宮』

この独身男達に、はたしてご利益は?
















今回は慰安旅行ですが、この場所は真剣に見ておきたかった阪神・淡路大震災の時に現れた断層を当時のまま保存してある『北淡震災記念公園(野島断層保存館)』

館内では、震度7と4の揺れを体験できる場所があり、僕も実際に体験してきました。揺れている間は身動き一つ出来ませんでした。



ここで撮った写真は何故かブレてしまいました(意図的にではありません)・・・




淡路島は結構広くて、今回の観光はとても半日では洲本市や南あわじ市までカバーしきれませんでした。

この他に、温泉や宴会、二次会の風景など・・・ありましたが、それらは割愛します。


そして、お楽しみはこれからハート

1週間前から風邪をひいてしまい、熱は下がったものの鼻水、鼻ずまり、咳は治らず、本調子ではないものの、釣りバカとしては、淡路まで来て大人しく寝てる場合じゃありません。

夜中の2時半にホテルを抜け出し、歩くこと30分。淡路夢舞台、翼港という場所へ行ってきました。

















写真は、夜が明けてから大磯という場所で撮ったものです。

翼港は夜間、北西風が強く吹きつけ、外側の波はうねり気味。潮の流れは激早タラ~

この時期、こんな時間に釣りをしようなんてモノ好きは僕くらいだろう・・・と思ったら、他にも結構居ました~(笑)

海のルアー釣りは、技術論など恐れ多くて語れないド素人のワタクシ。

しかも初めての釣り場。

とりあえず、風裏の流れの緩い場所で先ずエギング開始・・・

30分で終了~ZZZ…

とても釣れる気がしません。

ホテル近くの釣り具屋さんに情報を聞いたら、朝方なら青物も狙えるとの事だったのですが、夜明けまではまだ時間が・・・

寒くてそれまで待っていられそうもないし・・・

『じゃ~、シーバスでもまぐれで釣れないかなぁ?』

と、エギングタックルのままルアーだけシンキングミノーにチェンジ。

今考えてみると、たとえ掛かっても獲れそうにない貧弱な仕掛けでしたタラ~

ルアーを沖目に遠投して時折止めたりアクションを加えてみたり・・・無駄と思える悪あがきを繰り返すも当然アタリなし。

翼港は海上に作られた漁港だし、水深もあるとネットで見た事を思い出し、夜中でもあるから魚は意外と近くにいるかも?

と、ここで狙い目を変更。堤防の際に沿ってミノーに上下の動きを加えてみた時、一瞬ですが手元に『ゴツゴツ』という生命反応が・・・

ここでは魚は乗らず、もう一度キャストし直して先程と同じように攻めてみると・・・

初めて経験する重い引き。と思えば、『バレた?』と焦るほどフッと軽くなったり・・・一体何者?

















写真は家に戻ってから翌日撮ったので、目や体表の光沢などが釣れた直後とは違いますが・・・

人生初のうみへびタチウオ君でしたチョキ

わが家のニャンコ達も、初めて見る魚に興奮気味でありました。

長さは70センチはゆうに超えてます。幅は指3本分。味は淡白で上品。食べ応えがあるのは指4本以上の大型でしょう。

時間の制約もあり、今回の獲物はこれだけですが、嬉しかった~。




















帰りは睡魔との戦いタラ~

お名残り惜しや淡路島


そして旅行2日目は神戸の街へ





























先ずはポートタワーを見学。

展望台から眼下を見下ろすと、ホテルの屋上では結婚式が行われており、図らずも3組のカップルが誕生するその瞬間に立ち会いましたハート

神戸の街はオシャレですね。





























ゆっくりと観光する時間はありませんでしたが、昼食は南京町の中華街にて。美味かったっすハート



















最後に訪れたメリケン波止場はガス灯が立ち並ぶ港ですが、現在は阪神大震災で被災した当時の姿をそのまま残した記念公園があります。

当時、地震後のテレビ映像で見た高速道路や家屋などの甚大な被害の様子が今でも記憶に残っています。

















現在のそれは、僕にとって希望の街・・・という感じがしました。


こんな素敵な旅を経験させて下さった皆様、本当にありがとうございました。































  


Posted by デカ貴族 at 01:59Comments(2)よく遊び よく学ぶ

2012年11月10日

心に響く音色を目指して

今朝は休日なのに何故か早起きした。

僕の住んでいる地区の火の見櫓は老朽化して梯子の乗降に危険があるとみなされ、何年も前から今回の当番は回ってこなくなっていました。

この仕事が回ってくるのは早春と晩秋の年2回。昔はもっと寒くて、雪が積もってるなんて日も多かったと記憶しています。

当時を回想すると・・・

仕事でどうしても出来ない時は僕の代わりに母が櫓に登ったり・・・

ある時は、木槌を振った瞬間、柄から頭が外れてご近所さんの敷地内に勢いよく飛んでいったり・・・

それならばと、夜は会社から仕事で使う銅ハンマーを拝借(無断)・・・銅の頭はあまり良い音ではありませんでした。

要するに

(秋の)火災予防週間中の『打鐘』と呼ばれる消防団員による半鐘叩きのお話です。

今回は、『踊る大捜査線』風に言うと、支店から本店への異動といったところで、地区の中心地にある立派な火の見櫓での打鐘でした。

早朝の散歩をしていた顔見知りの方(元団長さん)から、『良い音だったよ、ご苦労さん』とお褒めと労いの言葉を頂き、久々の任務を無事に果たしてホッとしました。

現在、僕が最も力を入れているのがコレ

















30代の頃に、当時の分団の上司だったHさんから一度頼まれて、コレも渡されたんですが・・・

当時の僕は聞く耳持たずで。

結局、一度も使う事なく

当然、練習等も一切参加することなく

数年後、返上。

そして、ご縁はもう無いと思ったんですが・・・

今年でかれこれ6年目になります。

理想とする音色は高く果てしなくです



打鐘を終えて帰宅すると、TVでアメリカ大統領選挙に関するニュースをやってました。

オバマ氏とロムニー候補の『中傷合戦』をラジオで聞いていた少女が母親に『もう、うんざり』と泣きながら訴えている様子を映したYOU TUBEの映像がアメリカで話題になっている・・・というような内容でした。

あの少女の感性こそ『正常』なのかもしれませんね・・・




  


Posted by デカ貴族 at 10:21Comments(0)閑話休題