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Posted by naturum at

2012年07月31日

僕は今そこに居る魚を釣ってるだけです。

近年の犀川水系に於けるブラウン優勢の状況は、犀川が大物が狙える河川として有名になり、結果としてそれを狙う釣り人が増え、実際に釣り上げたとかバラシたタラ~とかいった情報がネットに流れる事によって広く知られるようになったという事でしょう。

ローカル新聞にも、漁協が調査のために捕獲したブラウンが写真掲載され記事になる事が度々あります。

ヤマメやイワナも昔は本流域で結構釣れたようです(僕は放流モノしか釣った事ない)。

これとて、本来の自然分布ではなく、漁協による放流事業や犀川支流の上流から落ちてきたもので、ダムや農業用水路の存在も影響していると思われます。

生態系に関しては、僕が子供の頃から既にニジマスなどは普通に釣れていたので、既に自然本来の姿は失われていたと言えるでしょう。

ブラウンとて、乱獲すれば数は確実に減るのですし・・・

但し調べた資料が確かなものならば、ブラウンは晩秋から初冬、本流の所々に現れる枝分かれした細い方の流れで産卵するようで、この時期に大水が出る事は先ず無く、水位は安定しています。安曇野の北アルプスを源とする河川は、上流域で伏流した水が下流で湧き出ている箇所も多く、そういった所は年間を通して水温が安定していて水が涸れる事もなく、ブラウンにとっては好都合な産卵床を提供しているのかもしれません。

これに対し、イワナやヤマメなどの日本の固有種が河川の上流部へ遡上して産卵する事を考えると、支流に産卵の為に遡上する時に現れる多くの障害が、彼らの自然繁殖を妨げていると思います。

専門家ではないので、良くはわかりませんが・・・犀川ではウグイは激減しオイカワやアブラハヤなどはもう長い事見ていません。アユの放流もやめてしまったようで、一体大型渓魚達は、何を食べているのか?

また、ここ数年は大きな出水もなく穏やかですが、この状況が何時までも続くとは限りません。

外来種とはいえ、かの地に根着いてから相当の年月が経ち、厳しい環境の中で世代交代を繰り返してきたタフな奴らですから・・・今後の動向もAKB同様に気になります汗

僕としては・・・職場でお世話になったT君との初釣行の際、彼が梓川で釣り上げた40UPが本当にネイティブなのかどうか?という疑問の方を先ず解決したいです・・・

  


Posted by デカ貴族 at 09:40Comments(0)閑話休題

2012年07月29日

真夏の安曇野  灼熱!河原歩き②

僕のブログは積極的な宣伝が足りんのか?不愛想過ぎるのか?はたまた写真が少ないせいか?本人にあまりやる気がないせいか?アクセス数が案の定伸びませんが・・・

読んで下さった方々には心より感謝申し上げます。

さて・・・

本日は、久しぶりに梓川へ行って参りました。現地到着は午前11時。駐車スペースには乗用車が1台。

釣り人のものだとばかり思っていましたが、目星をつけていたポイントまで歩いていくと、そこには海パンを履いた少年が・・・ガーン

そういえば・・・昨年の夏には、某有名ポイントで水泳をしている少年達が居ました。

わたくし…すっかり忘れてました。梓川って、釣り人だけじゃなく レジャーを楽しむ方々も県内外から大勢やってくるんですよねタラ~

昨日の夕立は犀川が濁るほど激しく降ったようですが、濁りの原因となったのは犀川の東側に合流する河川だったようで、梓川は笹濁り程度でした。それにしても、盛夏の本流とはいえ梓川の水温は10度台だと思うんですが・・・将来有望な少年かもしれません。



ダムの放流や取水によって水位の増減が激しいのも、この川の釣りの難しさのように思います。

砂地で石だらけの河原歩きは、前日よりきつかったです汗

結局釣果は無く、正午に場所を移動する事に・・・

梓川がダメな時に、真っ先に思い浮かぶあの場所へ

以前は、ブラウンだけでなく、良型ヤマメやイワナも結構釣れた梓川ですが・・・暫くご無沙汰している間に随分と変わってしまいました。今年はまだこの川でヤマメの姿を見ていません。


さてさて…あの場所の事ですが、詳しく書いたり、頻繁に通うのは慎みます。

前回1尾、今回は2尾、良型をバラシました。原因はハリ掛かりが浅かったのと、やりとりの際のテンションの掛け方が強すぎた事が挙げられます。

尺上は相当釣ってきたつもりですが・・・

今回の尺上2尾とのやりとりで、ようやく感覚を思い出したような・・・

1尾目は、流速はほどほどで適度な水深の落ち込みの最深部。前回2Bのオモリを付けて流し、アタリはあったものの掛け損ねたポイント。あの時の奴かどうかは?ですが、今回はオモリをG1号にして流してみたところ、どう暴れても外れないだろうと思うほどガッチリとハリ掛かりしていました。足跡があったので、人的プレッシャー(僕という釣り人も含めた)が有ったのか?

ヤマメをタモに入れた状態で採寸。32・5センチ。尾鰭の下側が欠損しています。






















そして2尾目。前回バラシてしまった、流芯の速度が半端無い瀬で…4B使って何回も同じレーンを流し続けて粘り勝ちです。

今回も、流芯付近で何度も首振りとローリング。ヤマメ独特のファイト。何時もだと、竿のパワーでやや強引に引き寄せてしまうのですが、今回はヤマメが弱るまで騙し騙しの『いなし』を意識して無事タモ入れ成功。

撮影中、ヤマメが暴れた時にハリが自然に外れたので、ヤマメ釣りに力勝負は厳禁だと・・・あらためて思いました。

採寸したところ31センチ。パーマークが残った綺麗なヤマメでした。

残念なのは、尺を超えたヤマメの迫力と美しさを撮りきれない僕の腕の無さタラ~

数年間、この川から離れていましたが、3年程前に釣りを再開。昨年からは、この川で釣れる魚はオールリリースしています。











  


Posted by デカ貴族 at 23:09Comments(0)自然の中で

2012年07月29日

真夏の安曇野  灼熱!河原歩き①

7月28日 土曜日。

日中は35度くらいあったとか?

この時期、とっても気になる場所はあるけど・・・経済的な理由により、釣りがしたくても土日に連チャンで遠出するのは厳しいので・・・

梓川は日曜日に取っておくことにし、梓川のブラウンが新たな生息地に選んだかもしれない近場の川へ午後から出掛けてみました。

水量の増減によって、或いは時期によってはまるで釣りにならない場所なので、釣果は期待せず、釣れれば儲けものといった軽い気持ちで出掛けてみました。

真夏の日中に釣りをするのは昔からで、釣果に影響するのは川の水温と渓流魚の活性だと思います。減水気味であれば、渓魚は良型ほど流れの芯に定位するので、意外と釣りやすい状況といえます。

透湿性の無い、穴の開いた5千円ウェーダーを履いての真夏の河原歩きは結構しんどいですが、この時期のこの時間帯、他に釣り人は先ず居ません。

魚の居そうな場所は川鵜が教えてくれます。嘘みたいなホントの話。事実、数羽の川鵜が陣取っていた場所に割り込んで、ちょっとした深みのカケアガリだけを攻め続けて、ニジマスとブラウンの尺上含め計5尾を釣り上げました。彼らがダイブするには流れが速すぎ、そして浅すぎる場所だったんでしょう・・・

要は腕では無く、場所選びと根性(アホともいう)ですねハート












































今回は小型のニジマスのみリリースし、後はキープ。

写真のブラウンは河原で捌いた後の姿。こうなると美しくも何ともない・・・ただの獲物です。

渓魚の持つ美しさに感動するのは、命があるからこそなんでしょうね。

【追記】

翌日(今日)この川を覗いてみたところ、昨日より水量が減っていました。涸れる事は無いと思いますが1年を通して大物が居着くには環境的に厳しいように思いました。

ただ・・・憶測に過ぎませんが、ブラウンの繁殖場所としては適している川なのかなと思ったりもしました。

  


Posted by デカ貴族 at 21:09Comments(0)自然の中で

2012年07月16日

人間万事塞翁が馬

消防及び自治会の仕事もひと段落。

この3連休は、土曜日→午前中、畑仕事。夕方から飲み会。日曜日→二日酔い。最近釣りをしていない・・・

梓川は水量の多い状態が続いている・・・

本日は朝から風が強く、釣りに行っても苦戦する事が予想された。

が、昼過ぎのクソ暑い時間に行ってみたガーン

奈良井川との合流付近の流れを見て、ふっと思った・・・

家を出る前にライブカメラで川の状況を確認しておけばよかった・・・とタラ~

来る途中、安曇野市内の滅多に店に居ないおばちゃんが経営している釣具店が運よく開いていたので、対巨大ブラウン用にと(たまたま置いてあったので)0・8号のラインを購入。

今日は釣りは諦めて家に帰ろうかとも思ったが・・・

そろそろアイツに出会える季節だし・・・

というわけで、あの川の思い出深いあの場所へ・・・結果的にタラ~

浅い流れでは川下からの風が強く、仕掛けが底波に入らずアタリも取れない状態。

こんな時は水深があって流速もある瀬が攻めやすいもの。重めのオモリを使っても釣れる時は釣れる…特に増水気味の時は。しかも、今回ははっきりと気配を感じた。

但し、アイツ相手に0・8号は太すぎで~すタラ~

てな事で、1本取りました。たもの中でメジャーを当ててみたものの、正確に計測出来ず撮影後リリース。

目測ですが尺1寸前後有ったと思います。

恐らくは稚魚放流から大きく育った個体で、長さは大した事はありませんが、パワフルで見事な体高のヤマメでした。














  


Posted by デカ貴族 at 23:12Comments(0)肩肘張らずに