幸運な雨男

デカ貴族

2018年05月02日 20:09

雨男、雨女というレッテルを貼られる事を快く思える人は多分少ないだろう。
僕もその中の一人ですが、どうやら間違いなく雨男らしいのです(笑)
でも、この世界・・・ものは考えよう、捉えようでネガティブをポジティブなものに変える事だって出来るから面白いものです。

一昨年の福島の伯母のお葬式が雨。
昨年の一周忌の後に立ち寄った利根川も夜から本格的な雨となり、朝まで降り続いていました。
幸い釣りは可能でしたが、食い渋りの原因の一つではあったと思います。
とはいえ、当日釣りガイドを快く引き受けて下さった本流一竿師のモノさんと、恩田学舎の方は流石の腕前でヤマメを掛けていました。
僕にはタイムリミットがあったとは言え、力の差は歴然でした。

昨年はその後、ランドロックサクラマスにヤマメ狙いの時に遭遇し、不意を突かれて勝負にならず・・・
結局、尺ヤマメは2本で終わりました。

僕のホームグラウンドは犀川本流。
本流大物釣りが今や主体となりましたが、本流釣りを始めたきっかけはヤマメの大物を釣りたかったからで、若い頃は犀川の支流には沢山のヤマメが居たものです。

木曽川本流も若い頃良く通いましたが、当時はほとんどフライで釣っていました。

犀川での餌釣りによるヤマメ釣りの釣果が減ってきた頃、富山県の小川や黒部川へ通うようになりましたが、両河川ともにレギュレーションの変更が相次ぎ、黒部川のヤマメ釣り場は限られた区間となり、小川はサクラマス釣りが禁漁になるまで待たなくてはならなくなりました。
因みに、一昨年の黒部川のサクラマス釣りの抽選に応募しましたが見事漏れました(笑)

さて、僕とヤマメ(アマゴ)との関係、最近はめっきり出会いが減ってしまい、釣り勘が鈍ってしまった感があります。

あの利根川へ、再度挑戦する為にも、なるべく近場のという条件で何処かに良い釣り場は無いかと探してみました。

先ずは木曽川本流。ヤマメではなくアマゴの川ですが、間違いなく、あの広大なフィールドの何処かに大物が居ます。ライトスペックが使える場所に。

次は千曲川本流。ニジマスのヤバいのも居るみたいですが、ライトスペック振り放題の広々とした川です。

と、前フリが非常に長くなりましたが、本日は小雨がぱらつく中、ヤマメ、アマゴ釣りの感覚を取り戻すべく木曽川本流へ行って参りました。木曽川本流の大アマゴは僕にとっては、昔からの夢でもあります。
実は今日はアマゴ放流日。いきなり天然、準天然ではお相手してもらえないと思い、養魚場から組合員の方々にバケツで運ばれて川の中へとお越し頂きました(爆)
たまたま使いかけのブドウ虫がまだ10匹残っていたので、10尾キープして終わりと思ってましたが、終わってみたら12尾釣れてました。


この色彩はTアマゴ系でしょうか?

放流ポイント一番乗りは僕でしたが、誰よりも早く着いたおかげで放流まで一時間以上も待たされました(笑)



この放流ポイントだけで僕を含めて6名。
アマゴ祭りは別のお祭りも発生させる(笑)
恐ろしい割り込みおじさんも居ましたが、若い頃の様に血気盛んではないので黙って釣りを続けました。
大人になったなあ(爆)

愛知県から来られた餌釣師の方や塩尻市から来られた方、地元のかなりの腕前のルアーマンの方達と釣り談義をしながら楽しい時間を過ごしました。
以前から僕が目をつけていたポイントに間違いなくお目当ての大物が居る事も教えて頂きました。釣れるか釣れないかはタイミングと腕次第というところは、どの川も共通していますね(^-^;

僕はこの後、剛腕の竿おろしもある為、お昼に退渓し藪原~奈川経由で安曇野へ。懐かしい縁結び神社を見て、今年こそご縁があるかも?と、密かに期待。女性とのご縁
は期待していませんが(爆)
そして途中、夏でも寒い木曽ならではの風景に出会って思わずシャッターを押しました。





安曇野ではもうすぐ見納めの八重桜が満開。
他の桜も咲いているし、木曽は春真っ盛りでした。

さあ、一旦帰宅し釣れたアマゴの下ごしらえを済ませてから風や水量などを考慮して殖産エリアへ向かいました。

GWにしては釣人はまばら。
始めは無難に放流ニジマスでもと思いましたが、平ダムからの放水と雪しろで漁協エリア同様かなりの増水中。しかも雨が降りだしてきました。
昨年買った車の納車日も雨でした。しかも、帰る頃には4月だというのに雪になったし(爆)
ふと脳裏に浮かんだポイントは過去にこの時期3号をいとも容易くブッチ切っていった奴らが居たポイント。糸だけにいとも容易く(爆)

剛腕にフロロ3号なら・・・

そして、結果は絵に描いたような見事な入魂となりました‼



かなり太いので長さは無いように見えましたが、メジャーで計測したら、62センチありました。



今回は写真撮ったどー!(笑)

今回はズームを伸ばした92の状態でフロロ3号、手尻は50センチ。

前作より先調子気味というのが気になりましたが、振り調子が先調子の竿のようにシャンとしていて、魚を掛けると、しっかり胴に乗る感じでした。ブレが無く、感度も良いのでアワセもシャープに決まります。アワセ遅れ、初動の遅れは走られたり伸されたりする原因にもなるので、この竿のキレは素晴らしいです。
自重は390グラムですが持ち重りしません。
シマノの井上さんのインプレッション通りですね。
ただ、もっと硬くて曲がらない竿かと思ってましたが、意外と綺麗に曲がってくれます。
ニジマスは増水の本流を暴れまくりましたが、ほとんど立ち位置を変えずに取り込みもスムーズに決まりました。
買って損はありませんでしたね。
凄いのは僕ではなく剛腕です(笑)

昨日は、常会長として地区の管理する畑に除草剤を撒く作業の後、今度は自宅の畑の草刈りをしたら体調が悪くなったので今日はどうかと思いましたが、終わってみれば絶好の釣り日和でした。











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