信州犀川解禁  

デカ貴族

2016年02月22日 23:20

いつもならば単に『犀川解禁』と書くところですが、国内にはもう一河川有名な『犀川』があり、以前ブログ管理画面で検索キーワードを確認した際にも石川県の犀川と混同される事が多いように見受けられたので、今回はタイトルの冒頭に『信州』を付け加えています。


【前篇】

さて、3月には木曽川漁協や富山県東部の河川などが解禁します。当初の予定では、それらを待っている間、犀川殖産で釣りを続けようと思っていました。

ところが2月初旬の急激な気温上昇と大雨により犀川殖産のコンディションが急に悪化(増水&濁り)。

先週と今日も実際に見てきましたが、原因は生坂ダムより下流の放水や金熊川、麻績川(麻績川の合流地点は国道の対岸側で、実際には確認していません。平ダムの濁り具合から推測しています)などの流入河川からの濁り水。更に地図には載ってないような小沢からの雪代を伴った濁り等だと思われます。

平日は久方橋付近の工事の影響による濁りも入りますし、平ダムも未だゲートを解放し多少良くなったとはいえ濁った水を放流中(流量はかなり減った)。

現在は回復に向かっているところですが、一旦大水や濁りが入るとダム上の漁協エリアに比べ殖産エリアの本流は回復が遅いようです。
尚、当然の事ながら工事の際の濁りは工事が終了するまで断続的に起こります。

今シーズンは解禁早々から僕のホームグラウンドに名手の方達が大挙して押し寄せてくるという事前情報があった事だし、ならば僕は暫く殖産でのんびり遊ばせてもらいましょう・・・

と思ってたんですが、これはそうもいかなくなりましたよ(汗)

『休日には絶対釣りがしたい症候群』の僕としては、もはや選択肢は一つしかないように思えたのです。

一昨日土曜日もお昼前頃から雨が降り出し一時雪(みぞれ?)に変わり、止んだのは夜遅く。

この降雨で折角落ちついてきた川がどうなるか心配でしたが、翌朝夜勤明けに寄り道した三川合流点(内川の合流あたりの両岸)には多くの釣り人が押しかけていました。

どうやら解禁日に中止となったニジマスの成魚放流が予定通りに行われたようです

思っていたほどの増水はせず、ダム上エリアなら濁りもすぐに回復しそうなレベルだったので一安心

実は土曜日の夜勤前の午前中、2時間ほどホームの川で軽く試し釣りをしてみました。犀川漁協エリア今シーズン初釣行です。

・・・・・遅いスタートをするって言ってたの、誰でしたっけ?(滝汗)

・・・・・でも、釣り開始時刻は遅かったですよ(苦しい言い訳)

しかし、このプチ釣行・・・入川地点の選択ミスで渡渉ポイントが無く、更に渡渉せずに釣りが可能なエリアの上流と下流には、途中から新進気鋭の釣り集団・・・

鬼釣会のメンバー達が二手に分かれて参戦したもよう!

結果的に僕が挟み撃ちされる格好に(爆)

実際には仕事の前なので、そんなに気合入れてませんし僕の川じゃないんで全く問題ありませんでしたが(笑)

とりあえず渡渉せずに攻められるポイントがまだ二か所上流にあるはずなので川を暫く歩く事にします。

が、ポイントに到着してみると昨シーズンには間違いなく存在してた好ポイントが見る影も無く消えていました

これは成り行き上仕方ないと諦め、この日はこれで納竿。

しかし、この釣行で気になったのは仕掛けを流している時の感覚です。

あくまで感覚的なものなんですが、餌(オモリ)の流れ方が気持ち良くない・・・

これって、釣れない時(川)のサイン。

殖産を贔屓するわけではないのですが、殖産ではこういう嫌な感覚は少ないです。

たぶんこれは好みの問題もあるでしょう。

犀川漁協エリアと殖産エリア・・・どちらにも一長一短はあるものです。




【後篇】

日曜日は会社の帰りに川の様子を見たのみで、家に帰ってゆっくり休みました。

そして本日は5時起床。

今日は気合入ってます

でも、家を出たのは8時過ぎ(笑)

先ずは三途の川・・・いや、三川合流の下流某所に到着。昨日ニジマスが放流された地点は今日も人が多いが、下流にはまだ人が居ないようだ。

・・・今日の犀川本流、いい感じ

と、普通なら早速ここで釣り開始となるところですが・・・

愛竿はHH、好きなアウトドアウェアのメーカーもHH(ヘリ―ハンセン)というHH(変態ハンサムの略語という噂もある)なデカ貴族さんは寄り道が大好きなのです(笑)

先ずは川相が大きく変わってしまったホームの上流部を探索。

ヤマメ、イワナのポイントがかなり埋まっていて、つまらないポイントになっていました。まだ探索していない最上流部(核心部)が無事である事を祈るのみ・・・

あっ・・・ここでの釣果の方は聞かないで下さい(笑)

お次は、『こりゃぁ僕は犀川漁協では今シーズン釣れないんじゃない?』と思っちゃうほど何の反応も得られないまま巨大なニジが掛かったという噂の川を見に行きますと、既に先客あり。

見覚えのある姿。道路脇に駐車してあった車を見て間違いないと確信し、車内から手を振ったんだけど・・・わかったかな?

さて・・・そうしたらいよいよ本命ポイントへ戻りますか!

というわけで、犀川本流で釣りを始めたのは午前11時頃からでした。

本流も支流同様に大きく流れが変わっています。

先ずはサイズより一尾釣りたいと思い、オモリは極力軽めにして盛期より動きの鈍い魚が餌を食い易いスピードで仕掛けを流せるラインを探ります。





相変わらずカメラ性能を活かせてません

口の皮一枚で掛かっていた40弱ブラウンは魅惑のシルバーボディー。

鰭も完璧で、犀川かその支流の何処かで生まれ育ったネイティブである事は間違いないでしょう。

その後、犀川本流では虐待サイズと思われる尺以下の綺麗な(放流魚ではない)ニジを二尾追加。

気合入ってるわりには大物を狙いにいってませんが(汗)


さて、この後はまたしても僕の入ったポイントの上流と下流に釣り人が入ったので土曜日に探れなかったホームの川の有望ポイントへ向かいます。

そのポイントのかなり上流から入川して浅瀬を渡渉します。

盛期には面白そうなポイントがありますが、手前が掘れて流芯が浅いとか、極端に浅くなってしまったポイントが多くありました。

遡上ヤマメを狙うには良さそうな感じに変わりましたが、シーズンを通して大物が居着くにはどうか?という感じ。今後大水が出た後、好転するか悪化の一途を辿るのかは神のみぞ知る・・・

そして、お目当てのポイントへ到着。ちょうどその時、かじか漁の漁場で何処かのお爺ちゃんが座ってこっちを見てました。

僕の釣りの一部始終を見ておられたようですが、誰にも言わないで下さいね(笑)





浅くなってしまったポイントの岸寄りの流芯を攻めて掛かったのは62センチ以上(正確に測ってない)のブラウン。

HHに1.75号使いましたが、御覧の通り今回も尾鰭が大きく欠損した傷だらけブラウン(汗)

それでも引きは強く、寄せるまでにかなり時間がかかりました。

もっと綺麗なの釣りたいっ!ってのは正直なところですが・・・何の因果なんでしょうかね~(謎)


まぁ、こんな感じで・・・とりあえず犀川漁協エリアでも釣れました。



































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